まるかのこだわり
私たちは、美味しい桃、葡萄を作るためには土作りが大切と考え、
果樹にとって適切な土壌環境になるよう組合員全員が毎年土壌検査を行い、草生栽培を取り入れ、自家製堆肥やボカシ肥などの
有機質の投入を積極的に行っています。
また、まるか独自のGAPを作成し、適正な栽培管理に努め、
果実の安全はもちろんのこと、
農作業の安全にも配慮した生産を心がけています。
剪定、受粉、摘果などの管理作業は、全員のレベルが同じになるよう、
指導の徹底を図り、月2回の定例会を行い、
栽培技術の向上に努めています。
このように丁寧に育てられた桃や、葡萄は収穫前には
生産者が集まって目合わせをして適塾なものを収穫し、
桃は全品を光センサー選別し、予冷して出荷しています。
ボカシ肥作り
有機質肥料を施用する前に、微生物である程度まで発酵・分解させたものを
"ボカシ肥(ボカシ肥料)"といいます。
"ボカシ肥"は、土壌中で微生物による分解が継続します。
土に肥料分を混ぜてぼかす(薄める)ことから
"ボカシ肥(ボカシ肥料)"と言われるようになりました。
まるかでは、米ぬか、大豆カス、魚粉、菜種カスを原料として、
その土地に適合した肥料を作っています。
こだわりの作業
GAPについて
Good Agricultural Practice(善い農業の実践)の略で、農水省では農業生産工程管理と呼んでいます。栽培管理や出荷などの生産工程の各段階で点検項目を設定し、それぞれの工程で適切な作業や管理ができているかチェックし、改善しています。まるかでは31項目を設定し、作業などの記録、点検、評価、改善をしており、県の「やまなしGAP認証団体」に登録されています。
草生栽培について
有機質栽培の一環として、草生栽培をしています。ライ麦や雑草を作り、それを刈ることによって、畑で有機質を生産、還元しています。
無袋栽培について
まるかの桃で最大の出荷量を誇る白鳳は、特にこだわりを持って、無袋栽培をしています。袋をかけないことによって、外観は落ちますが、より甘味の強い桃が生産できます。
光センサー
おいしい桃をお届けしようと、光センサーによって桃の糖度を1個ずつ測り、甘さのバラツキの少ない出荷をしています。